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ハラールとは?

「ハラール」とは、イスラーム法の用語で、「合法」「許されている」ことを意味します。

食べ物のように、特定のモノが「ハラールである」ということも、人間の行為が「ハラールである」ということもあります。

イスラームの教えは、人間生活のすべてに及ぶもので、信徒の人生のすべての指針を与えます。そのため、すべての事物や行為が、イスラーム法の規定によって判別されます。

「ハラール」の反対は、「ハラーム(禁じられている)」です。

そのほかにも、「推奨されている」「好まれない」「自由に判断してよい」などの規定があります。

ハラールや、そのほかの法規定は誰が決めるのでしょうか。

イスラーム法は、日本の法律がそうであるように、たくさんの規定があります。また、学派によって解釈が少し異なる場合もあります。そのため、イスラームの教えに詳しいウラマー(法学者)が、どのような事柄がどのような規定にあてはまるのか、一般の信徒に教えまます。

ウラマーは、広く受け入れられている法規定や過去の解釈に詳しい人びとで、よき信徒は、何かわからないことがあれば、ウラマーに尋ねます。

本評議会の業務も、ウラマーの教えに立脚し、イスラーム法のグローバルな標準に従っています。


京都ハラール評議会の
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